弊社では、輸送安全マネジメントの取り組みの中で安全方針に基づく目標としてECO運転計画を年度初めの9月に掲げています。
今年度は「急ゼロ!」
全日本トラック協会が出しているエコドライブ推進マニュアルを全従業員に配布し、この取り組みに活用します。
ゼロとは極端ですが一人一人が意識し出来るところから実行し、徹底すれば環境対策に貢献できると思います。
トラックは普通自動車に比べて燃費が悪く、平均燃費値は約4~12km/L車両の大きさにもよりますが、車体が大きいほど燃費が悪くなる傾向があります。あくまで新車の場合であり車両の総走行距離が長いほど燃費も悪くなるため何も意識せず運転していればデメリットをもたらしていることになります。
・経済的な負担
・大気汚染につながる
弊社で心がけていることは
定期的なメンテナンス
エンジンを保護し、スムーズに稼働させるために。
エンジンオイルを2万キロを目安に交換
空気圧が適正ではないと燃費やタイヤの消耗に影響が。
給油の際や特に季節の変わり目には適正な空気圧をチェック
日常点検・定期点検の実施
運転方法の見直し
運転技術を向上することも燃費の向上にもつながると思います。しかし、普段トラックは大切な荷物が乗っているので、【急】のつく運転はできないですが作業終了で荷台が空になったなど…ついつい気が抜けてしまいます。
車間距離にもゆとりをもって。先を見越した運転が大切です。
急ハンドル・急発進・急加速をしない
エンジンに大きな負担や空気抵抗が強まり余計なエネルギーを消費してしまうのでスピードメーターを確認し適切なスピードで走行することを心がける。
必要最小限のアイドリング
夏や冬場、作業中以外にドライバーは待機があるのでこれは最小限に無理のない範囲でお願いしております。
エコドライブ推進マニュアルですが、66ページもあります。
すべて読んで理解し実践するのは大変だと思いますが、目標を立てて意見を出し合って取り組むことに意義があると思うので、今年度は「急ゼロ」を目指します。